ラズベリーパイにSSHでリモート接続する
はじめに
今回は、クライアントPCからラズベリーパイにSSHでリモート接続する方法を紹介します。
SSHで接続する方法はいくつかありますが、私のPCはWindowsということもあり、Tera Termというソフトを使用して接続してみたいと思います。
1. SSHサーバーを起動する
クライアントPCからSSHで接続する際は、ラズベリーパイ上でSSHサーバーが起動している必要があります。既定ではSSHサーバーは起動していないため、まずはそれを起動させてあげましょう。
デスクトップ画面の左上にあるメニューから「Raspberry Pi の設定」を選択します。
「インターフェイス」タブのなかに「SSH」があるので、『有効』を選び「OK」をクリックします。
2. Tera Termをインストールする
Tera Termは以下のサイトからダウンロードできます。
ダウンロードファイル一覧 - Tera Term - OSDN
2019年5月29日時点では "teraterm-4.102"が最新バージョンなので、こちらをダウンロードします。
ダウンロードが終わったら、.exeファイルを起動させましょう。
すると、下記のような画面が開きます。
TCP/IPのホスト欄に、ラズベリーパイのIPアドレスを入力します。
TCPポートはSSHのウェルノウンポート番号である22を指定し、サービスは"SSH"を選択します。
※下記サイトはウェルノウンポート番号を知りたい人向けです。ご参考まで。
eng-entrance.com
はじめてTera Termでラズベリーパイに接続する場合、セキュリティ警告が出るので、一読して「続行」をクリックします。
ラズベリーパイで使用しているアカウント名とパスワードを入力します。
認証方法としては「プレインパスワードを使う」を選択します。
「OK」を押すと、お馴染みの黒い画面が開き、ラズベリーパイに接続することができました。
あとは普段通りコマンドを入力し、操作することが出来ます。